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アウトドア用テーブル完成!


約1ヶ月前に「今年はキャンプにいくよ!」と書いたのですが、その時に少しだけ「テーブル」のコトを書きました。その時は「天板」だけ用意して高さの調整をした...というコトを書いたのですが、その後、コツコツと仕上げてきましたので報告します。

いつもワタシは木材にオイルを染み込ませてワックスで仕上げるという方法で仕上げるのですが、今回もソレです。先ずはその下地づくり。表面を磨いて木地を整えます。サンドペーパーの粗さや磨く程度は表面の状態に依るので一概には言えません。ただ、この段階では最終的に240番程度で仕上げます。

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今回の天板は北海道産の「おにぐるみ」です。木端に自然な凹凸が残った板材だったのですが、だいぶ手荒に削られています。これを自然な風合いに残すため、粗い番手のサンドペーパーでザックリと落とすところから初めて徐々に磨き加工へ....。

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こんな感じ。だいぶツルッとした状態になって「自然か?」と言われそうな状態ですが、直角に切断されたような木端と比べると、これでも、格段に良い雰囲気です!

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さて、これがオイル。ワトコの「ミディアムウォルナット」という色です。よく使う色は1L缶で買います(200ml缶もあります)。今回ぐらいの大きさだと、1回で使う量は100~150mlぐらいです。刷毛は安いモノでOKですが、幅が広い方が塗りムラが出にくくて良いです。スプレー缶の蓋に小分けして塗りました。

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初回は多めに塗り、30~60分待ったら表面に浮いてるオイルをふき取る。二度目は少なめに塗り、塗った状態で1000番ぐらいのサンドベーパーでウェット研磨して、研磨後に余計なオイルをふき取ります。 あとは1時間後と、24時間以上経った後ぐらいに浮いたオイルをふき取って完成。この後は数日放置して乾燥させた方がイイです。
オイルが浮く....というのは、一度染み込んだオイルが、時間をおいて表面に滲み出てくるコトを言います。初回はともかく、それ以降は表面がしっとりする程度なので、布よりキッチンペーパーの方が拭き取り易いです。

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今回はアウトドア用ということで、更に蜜ロウのワックスで最終処理をしました。蜜ロウはとにかく「薄く」塗るのがコツです。チョット高いワックスなのですが、薄く塗るのでなかなか減りません(笑)。
これで表層に油の膜ができたことになるので染みが残りにくくなります。木地のままだと、結露の付いたコップを置いたりしただけで「輪染み」が残りますが、このような処理をすると簡単に拭き取れるようになります(濡れ雑巾で拭けばさらに綺麗に拭き取れます)。

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蝶番で取り付けた両サイドの板を立てて.....

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別の板を棚板のように渡せば完成(ブレブレ写真ですみません)。テーブルの下に棚が出来るカタチになるので、ちょっとしたモノを置くのに便利.....かもしれません(使ってみないと分からないですね)。ホントは両サイドの板が内側に倒れないように渡してるだけです(笑)。

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冒頭で示した木端は、最終的にこんなカタチで仕上がりました。ね.......こういう自然な端面になってる方が雰囲気良いでしょ。 

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色合いも落ち着いた感じで....でも濃すぎなくてイイですね。やっぱこの色は、ワタシの中では「裏切られるコトのない色」です。
それからコレはオイルなので、塗ってる時はもちろん、しばらくの間は「オイルのニオイ」がします。それが匂いなのか臭いなのかは個人の好み....と言っておきましょう。いずれにせよ、1~2週ぐらい(....かな?)でほとんど分からなくなります。


こういう木工品に「ペンキ」や「ニス」を塗って仕上げる.....というのは昔からよく聞きますね。ペンキやニスは表面に膜を被せることで保護しますが、オイルは表層に予め油を染み込ませておくことで水などの浸透を弾くという方法です。このため、オイル処理は木材の質感が表面に残ります。 実際のトコロ、ペンキやニスの方が汚れから守る性能は高いでしょうね......最初は。
よくアンティーク家具とかで表面が飴色になったモノがあります。もともと木材は呼吸して(乾湿を繰り返して)歳をとっていくと変色します。オイル処理は塗布後もそれができるので、アンティーク家具のような『味のある色合い』になっていくわけです。ペンキやニスだったら、膜が劣化した....という意味の変色をして剥がれてしまいます。

実はウチのリビングのフローリングはオイル仕上げです。もともと、床暖房にする予定でしたが、床暖房だと無垢のフローリングは使えずオイル仕上げができません。 で、ワタシは床暖房でなくオイル仕上げの無垢のフローリングを選んだわけです。そのオイル処理もワックス処理も.....実はワタシと、昨年亡くなった父親でやりました(笑)。 ちび太が駆けずり回ると傷がつきますし、動線は変色の度合いも違う....上記の通り表面は木材のままなので当然です。 でも、父親とオイルを塗った時の思い出も、そんなちび太が付けた傷も、「記録されていく」ことの良さがある.....と思うし、この無垢のフローリングの質感も、徐々に飴色になっていく色合いの変化も、非常に気に入ってるワケです。




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